2.
1.
特徴:
【超音波伝播速度を利用した管のひび割れ深さ推定(修正BS法)】
【トレーサーガス法のよるパイプラインの漏水位置の検出】
【遊泳式水中ロボットカメラによる管内状況の分析】
パイプラインの性能管理は、水利機能・水理機能・構造機能に加え、社会的機能の視点から
リスク管理を行うことが、重要です。
パイプラインの構造機能とその指標の調査には、進んだ調査/分析技術を効率的に活用することにより具体的な施設の状態評価を行うことができます。
管水路の通水性や水密性の確認には、通水試験や水張試験を実施します。
その他として、埋設された管路の漏水の有無を検査する方法として、表のような方法等が採用されます。
地域ごとの農業の特徴に合わせて、その構造・材質・規模や管種が選ばれ管水路は建設されています。とりわけ大規模な畑作経営が行われている北海道では、大きな配水網が樹枝状や管網状で設けられています。
また、圧力管路による水利ユニットとして機能しているため、水理ユニットに着目した施設の機能診断調査や評価を行います。
管路の有する機能と性能を効率的に調査・評価し、適切な保全方法や更新計画を提案します。
農業用の管水路(パイプライン)は、昭和40年代から本格的な整備が始まり、その基幹施設のストックは約1万2千q以上となっています。現在では標準的な耐用年数40年を超える延長が増え、今後の10年間に耐用年数を超える延長がさらに増えます。
地中に埋設され、また、管内の充水されているなど、状態や性能調査が難しい施設ですが、性能を正確に調査・評価し、合理的な管理の継続や、管水路の更新を計画していくことが必要となっています。
経年的に性能が劣化していく劣化・故障期の施設については、機能診断より予防保全に取り組んでいきますが、漏水・破損の事故は発生確率と施設の重要度を組合せてリスク評価による機能保全の方法が実施されます。
「リスク受容」には意思決定が必要であり、施設管理者や関係機関が承認または合意を図ることが必要です。さらに「リスクコミニュケ−ション」として事故発生時の対応手順や連絡体制、リスクの情報開示や共有が必要です。
管水路の機能診断と保全対策検討
業務の目的
業務の内容
業務内容の特徴
調査技術のポイント