特徴:
【ポンプ場の構成例】

  ポンプ場(用水機場と排水機場)は、土木構造物・建築構造物・電気設備からなる複合的な施設で、
 それぞれ専門の技術者が施設・設備の機能診断を行います。
用水機場や排水機場の性能の経時変化は、それぞれの立地環境/現場環境/使用環境に
左右されます。劣化のメカニズムを検討し、適確な予防保全や更新技術を提案します。
吐出し水槽天端部の構造劣化
錆発生や塗装の剥げが
見られる除塵設備
取水口や導水路に
見られる植生繁茂

積雪寒冷地では、屋外施設に積雪荷重が作用したり、また凍結・融解によるコンクリート部位の劣化が進みやすかったり、融雪水等による錆が発生しやすい環境にあります。また、一部では特有の泥炭性軟弱地盤上に機場が造成されているなど、機場支持や水理的諸元の確認が必要となります。

用水機場および排水機場の設置目的、要求性能を踏まえ施設、設備の状態や適切な
保全方法を提案したり、更新では施設設計を行います。
ダム・頭首工・用排水機場の老朽化

国営土地改良事業で造成された基幹的な農業水利施設は、ダム・頭首工・用排水機場等が7,000個所(貯水池1,118箇所、用排水機場2,737箇所、その他)あり、用水路を含み再建設費ベースで約25兆円相当のストックとなっています。北海道においても、用水機場や排水機場の多くは古い時期に整備されており、老朽化が進行し、順次、更新が必要な時期を迎えるものが増えてきています。一方、用水機場や排水機場の性能低下が一様ではなく、状態監視の継続や軽微な補修や改善でまだまだ供用できるものもあり、性能を正確に調査・評価し、合理的な計画の上、更新を図ることが必要となっています。

                             

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〒060-0807 札幌市北区北7条西6丁目2番地5NDビル6F

用水機場/排水機場の機能診断と保全対策検討

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業務の目的
















業務の内容

















業務内容の特徴



 

















調査技術のポイント